2002年7月1日 飲食店アルバイト店員竹内由紀さん(18歳)と姉の英里さん(23歳)が、男にナイフのようなもので刺され、竹内由紀さんが死亡
男は竹内さん姉妹が働く飲食店に2002年1月から通い出す。
由紀さんに好意を抱き、つきまとい、5月13日には、気を引こうとしてか、武豊町内の駐車場で、自分で腹などを刺し、「人に刺された」と由紀さんに連絡、驚いた由紀さんが110番するなどトラブルを起こしている。
交際を断られ、由紀さんを道連れに海に飛び込み死のうと決意。
午前1時ごろから帰りを待ち伏せ犯行に及んだ。
帰宅した由紀さんを連れ去ろうとしたが抵抗されたため、左胸や左ひざなどを小刀(刃渡り約12センチ)で刺して殺害。さらに、悲鳴で助けに出てきた由紀さんの姉の会社員、英里さんの左腰を刺した。
犯行後、いったん軽乗用車で逃走。 約40分後に自ら「人を刺した、逃げる途中で交通事故を起こした。」と110番し、南知多町の漁港付近で自損事故を起こしていた。 由紀さんを刺したことを認めたため、殺人未遂容疑で緊急逮捕される。
名古屋地裁は8月6日、懲役18年(求刑・懲役20年)を言い渡されている。
男は公判で「由紀さんに脇腹にかみつかれ、離さないので小刀を振り回したら刺さった」と述べ殺意を否認。弁護士も自首しているなどと情状酌量を求めた。
これに対し判決は「傷の程度や凶器、被害に遭った姉の供述などから、確定的殺意が十分認められる。被告の弁解は不自然で不合理」と退けたが、自首の成立は認めている。
被告側は控訴する意向を示した。