航空自衛隊浜松基地所属の戦闘機のパイロットの男が、今年7月に静岡県浜松市で20代の女子大学生に暴行を加えた疑いで、11日、警察に逮捕された。
逮捕されたのは、航空自衛隊浜松基地所属の2等空尉の男(31)。
警察によると、容疑者は今年7月、浜松市のアパート敷地内で女子大学生の背後から抱きつき、首を絞めて引き倒すなどの暴行を加えた疑いが持たれている。
警察の調べに対し、容疑者は「覚えていない」と容疑を否認しているという。
容疑者は戦闘機のパイロットで、2013年9月、訓練先の石川県小松市の路上で女子高校生に抱きつくなどした強制わいせつの疑いで逮捕されていた。
静岡県警細江署は27日、女性に暴行したなどとして強姦致傷の疑いで、
航空自衛隊浜松基地所属の31歳の2等空尉を再逮捕した。
逮捕容疑は昨年5月下旬、浜松市北区の路上でジョギングをしていた30代
女性に背後から抱きついて暴行し、1週間のけがを負わせた疑い。容疑を認めている。
昨年10月、石川県小松市で女子高生に抱きついたとして、石川県警が強制わいせつの
疑いで同容疑者を逮捕。静岡県警は11月、浜松市内で女子大生に抱きつくなどした
として暴行容疑で逮捕し、12月には小学生の女児に抱きつくなどしたとして
強制わいせつ容疑で逮捕した。
航空自衛隊浜松基地(静岡県浜松市)は16日、強制わいせつ致傷などの容疑で起訴された航空教育集団司令部2等空尉の男(32)を懲戒免職処分にしたと発表した。
発表によると、被告は昨年9月、小松市の民家の敷地に侵入し、住民の女子児童を殴ったとして住居侵入と暴行の疑いで小松署に逮捕された。
その後の調べで、同市と浜松市で女性計4人にわいせつな行為などをしたことが判明したとして、強制わいせつ致傷などの容疑で金沢地検と静岡地検浜松支部に起訴された。金沢地検は住居侵入と暴行容疑は不起訴(起訴猶予)とした。