2000年3月16日 北海道恵庭市で発生した殺人事件。
ウィキペディアより
NAVERまとめより
北海道恵庭市の人気のない農道の路上に焼死体があるのを幼稚園バスの運転手が発見した。
遺体はタオルのようなもので目隠しされ、後ろ手に縛られており完全に炭化していた。
死因は頚部圧迫による窒息死で、絞殺後に灯油をかけられたものと見られた。
遺体は橋向香さん(24歳)。
橋向香さんは3月16日に同僚と退社して午後8時半頃に自宅に電話した後は行方不明となっていた。
家族によって3月17日午後1時頃に捜索願が出され、同日午後3時頃に勤務先2階の女子更衣室ロッカーから橋向香さんの携帯電話が見つかっていた。
左足は少し開いて膝が立っており、右足も開いて膝から内側に曲がるなど、開脚状態だった。
死因は頚部圧迫による窒息死。絞殺後に灯油をかけられたものと見られる。
同僚の女性が殺人容疑で起訴され、懲役16年の実刑を受け、出所している。
一貫して無罪を訴えてきたものの、その声は届かなかったとされる。
元受刑者の女性は、当時付き合っていた男性が香さんに好意を寄せた事に逆恨みした犯行とみられた。
元受刑者の女性が事件当日にタンク入り灯油10リットル分を購入して事件後に再び灯油を購入していること。
他の状況証拠として香さんのロッカーの鍵が元受刑者の女性の車内で発見された。
香さんのロッカーにあったジャンパーの胸ポケットから、携帯電話が発見され、電波発信記録が受刑者の女性の足取りと一致。
これらの間接事実が偶然に重なるとは考えにくい。犯人であるとの推認の程度は高度なものがあるとされ、有罪となった。
しかし、冤罪とされる声もある。
香さんは開脚状態だったとされる。
後ろ手に縛るも、タオルで目隠しする必要があったのか。
陰部が激しく燃えていた事から、性犯罪目的の線は否めない。
受刑者の女性の車のタイヤ痕や靴の跡が遺体発見現場では見つかっていない。
別に不審な車が2台(軽とワンボックス)の目撃情報があったという。
さらに、確定判決や第一次再審請求の決定が科学的に誤りであると、3つの科学的新証拠((1)被害者の死因は窒息死ではない (2)死体の燃焼方法の鑑定に誤りがある (3)死体はうつぶせとあおむけで二度焼かれた)を提示し、弁護団は第二次再審請求を起こしている。