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ゼネコン大手社員強姦事件

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ゼネコン大手社員強姦事件

2004年6月19日

大阪府警捜査1課は19日、大阪府箕面市桜ヶ丘4、大手建設会社社員の男(36)を強姦(ごうかん)と強盗の両容疑で逮捕した。容疑者は「身に覚えがない」と、容疑を否認しているが、大阪、吹田両市の22件の強姦事件現場に残された指紋が、容疑者のものと一致しており、府警は余罪を追及する。
 調べによると、容疑者は3月15日午後4時ごろ、大阪市北区のマンションの女性(21)宅を訪れ、「下の階の者だが、水漏れしている」とうそを言って玄関を開けさせ、女性を暴行し、5万2000円を奪った疑い。
 2001年5月以降、大阪、吹田両市のマンションで1人暮らしの女性を狙った強姦や強盗事件が72件続発。被害総額は計約250万円に上っている。

マンションの女性の部屋に押し入り、暴行して現金を奪ったとして、大阪府警捜査1課などは19日、強盗強姦の疑いで同府箕面市桜ケ丘、ゼネコン大手「K」大阪営業所課長代理の男(36)を逮捕した。同容疑者は「全く身に覚えがありません」と否認しているという。 
大阪市内では2001年から、1人暮らしの女性を狙った似た手口の婦女暴行事件が計72件発生している。 
うち22件の現場に残されていた指紋が同容疑者のものと一致したといい、同課はこれらについても同容疑者を追及する。 

 大阪市を中心に相次いだ連続強姦(ごうかん)事件で、女性計24人に対する強盗強姦罪などに問われたゼネコン大手の元社員の被告(37)に大阪地裁は5日、求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。
 川合昌幸裁判長は、犯行件数の多さや常習性を指摘し「陵辱の限りを尽くした無慈悲かつ悪質な犯行。定職に就いて家庭を持つ一方、思いのままに女性を強姦し、生活習慣のごとく犯行を繰り返していた。被害者の苦痛は筆舌に尽くし難く、責任は有期刑では到底償えない」と述べた。
 判決によると、被告は昨年5月5日午前5時ごろ、大阪市淀川区のマンションに侵入し、20代の女性を暴行して現金16万円を奪い、約1週間のけがを負わせるなど、2002年3月から昨年6月にかけ、暴力団組員を装うなどして女性を暴行し、現金を奪うなどした。
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