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傷害容疑で逮捕男強盗強姦自供

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傷害容疑で逮捕男強盗強姦自供

2005年11月3日

 昨年、傷害容疑で逮捕した男が上尾市を中心に発生していた連続三十三件の女性暴行事件を自供したとして、上尾署は二日までに、強盗強姦(ごうかん)と傷害容疑などで、上尾市緑丘一丁目、塗装工の男(23)を逮捕、さいたま地検に送検した。 
 調べによると、容疑者は二〇〇一年十二月ごろから〇四年十一月まで、上尾市やさいたま市、北足立郡伊奈町などで、帰宅途中の女子高校生など女性計十五人に、カッターナイフや折り畳み式ナイフを突き付け、暴行した疑い。 
 上尾市とさいたま市などでは、〇一年十二月から昨年十一月ごろまでの間、同様手口の女性暴行事件が発生していた。 
容疑者は昨年十二月に傷害容疑で同署に逮捕され、その後の調べで犯行を自供した。 

埼玉県上尾市を中心に女性15人を襲ったとして、強盗強姦(ごうかん)罪や同未遂罪などに問われていた同市緑丘1丁目、塗装工(23)の男の判決公判が20日、さいたま地裁であった。下山保男裁判長は「被害者の人格の尊厳などまったく考えない卑劣かつ残忍な犯行だ」として、求刑通り、無期懲役を言い渡した。
 被告は捜査段階で約30件の犯行を認める供述をしていた。下山裁判長は「余罪が多数あり、1日に2件連続した犯行もある。常習性が明らかで、再犯の恐れが大きい」とした。
 判決によると、被告は02年1月から04年11月まで、上尾市の自宅周辺などで通りがかった13~23歳の女性15人に、ナイフを突きつけるなどして脅し、暴行したり金を奪ったりした。

 女性15人に暴行し、現金を奪うなどしたとして、強盗強姦罪などに問われた埼玉県上尾市、塗装工、被告(23)の判決公判が20日、さいたま地裁であった。下山裁判長は「常習性は明白。犯行は粗暴かつ卑劣と言うべきで、終生をもって償わせることはやむを得ない」と述べ、求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。
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