NAVERまとめより
千葉県警が、強盗殺人と強盗強姦などの疑いで、無職の男（24）、窃盗罪で起訴を、週明けにも再逮捕する方針を固めたことが8日、捜査関係者への取材で分かった。
この事件は、千葉県木更津市の林道で6月、千葉商科大2年の菊池果奈さん当時（19）の遺体が見つかった事件で、被告が、死体遺棄容疑で逮捕されていた事件である。
被告は6月10日夜から11日朝にかけ、同県市川市の菊池さん宅に侵入し、キャッシュカードや預金通帳を奪って暴行。
さらに菊池さんの頭部にレジ袋をかぶせるなどして、窒息死させた容疑。
千葉県木更津市で2011年6月、千葉商科大2年の菊池果奈さん（当時19）=岩手県出身=を殺害したとして、強盗殺人、強盗強姦などの罪に問われた住所不定、無職の男（25）の裁判員裁判で、千葉地裁は15日、求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。被告側は即日控訴した。
稗田雅洋裁判長は殺害などについて「被告の犯行と強く推認できる」とし、判決理由で「頭に袋をかぶせて絶命するまで体を押さえるなど冷酷で非情。被害者の屈辱や恐怖は察するに余りある」と述べた。
被告は、菊池さんのキャッシュカードを使い現金を引き出したとする窃盗罪の一部を除き、無罪を主張していた。
別の女性2人への強制わいせつ罪と強盗強姦罪の区分審理2件で、既に有罪の部分判決が出ており、今回は3件を合わせた上での量刑となった。
稗田裁判長は「金銭欲と性欲を満たすため凶行を繰り返したのは身勝手で卑劣。反省の態度も全く見られない」と指摘。最後に「（被告の）主張とはだいぶ違うと思うが、判決をよくかみしめてほしい」と説諭したが被告は返事をしなかった。
判決によると被告は11年6月10～11日、菊池さん宅に侵入し、車に連れ込んで性的暴行を加えた上で窒息死させた。
