2007年8月2日
県警捜査1課と西枇杷島署などは2日
春日井市藤山台4・無職の被告(31=強姦致傷罪で起訴)を強姦致傷容疑で逮捕した。
被告は容疑を認め「強姦が趣味だった」と供述しているという。
調べでは被告は今年4月13日午後10時半ごろ、北名古屋市のマンション3階に1人暮らしだった大学生の女性(20)の部屋に無施錠の玄関から侵入し就寝中の女性を衣類で目隠ししたうえ、手首を電気コードで縛り性的暴行を加え手首に全治3日のけがを負わせた疑い。
被告は強姦罪で有罪判決を受けて服役し、昨年9月に刑務所を出所。
その後も愛知や岐阜・静岡各県で同様の手口の強姦を繰り返していたといい今年6月に岐阜県警に逮捕されていた。
同課などは余罪が数件あるとみて追及している。
愛知、岐阜両県で昨年、女性宅に侵入して計11人に性的暴行などを繰り返したとして、強姦(ごうかん)致傷や強盗強姦などの罪に問われた無職の男(32)=愛知県春日井市藤山台4丁目=に対し、名古屋地裁は4日、求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。
近藤宏子裁判長は量刑理由について「同種前科での服役を終えて7カ月後の犯行で、ゆがんだ性癖は服役でも矯正できず、むしろ凶悪化しており、矯正は困難だ」と述べた。
判決によると、被告は昨年4月13日夜、愛知県北名古屋市内のマンションの一室に侵入。
寝ていた女子大学生にナイフを突きつけて「騒ぐと殺すぞ」などと脅し、両手首を縛って強姦した。
このほか、同様の手口で約2カ月間に、当時16~27歳だった女性10人を襲い、現金を奪ったり、けがをさせたりした。