2000年12月16日 東京都・板橋区のOL・加藤昭子さん(26歳)が死亡しているのを母屋に住む父親が発見した事件
昭子さんの手帳によると、10月19日に「近所で見知らぬ男に声を掛けたれた」と記載。
後をつけられた事を父親に相談し、玄関の鍵を付け替えたり、玄関先に照明を設置するなどの対策を行っている。
11月8日には「男に首を絞められた」と記されていた。
犯人の男は、昭子さん宅に計3度侵入。
1度目は騒がれた為に逃走。
これが11月8日の犯行と考えられる。
2度目は昭子さんが不在で、パスポートが盗まれているとして警察に届け出をしていたことから不在時に侵入し物色したものと考えられる。
そして3度目に侵入時、最後の事件が起きた。
東京都板橋区で一昨年12月、加藤昭子さんを殺害し、現金約1500円を奪ったとして、 強盗殺人や住居侵入などの罪に問われた無職村瀬国隆被告(31歳)の判決が4日、東京地裁で あった。木口信之裁判長は「自己の性欲や金銭欲のために他人の生命さえ奪う非情さには りつ然とするが、被害者が1人で、計画的犯行とは異なる」と述べ、無期懲役(求刑・死刑)を言い渡した。
判決によると、村瀬被告は一昨年12月、板橋区内の女性会社員宅に侵入し、2階で寝ていた女性の首をタオルで絞めて殺害。現金約1500円と携帯電話などを奪って逃げた。村瀬被告はこの1か月前にも、乱暴目的でこの女性宅に侵入していた。