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許せない事。風化させてはいけない事。二度と起きて欲しくない事。身勝手な人種はどこにでもいます。安心しないで下さい。

小田急線無差別刺傷事件

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小田急線無差別刺傷事件

2021年8月6日

同日昼頃、新宿区の輸入食料品店で、万引きしようとしたところ女性店員に見つかり110番通報される。

「サークル活動でも女性から見下されていた。」
「自分は女性からバカにされていた。自分の人生は上手くいかない。」
「自分の不幸は周りの所為だ。」

事情聴取を受け帰宅した後、通報した女性店員を殺害しようと思った。

また女性から見下された結果だと考えたのか。

店は閉店したが、誰でも構わないので殺したい。
逃げ場の無い電車での大量殺人を思いつき、行動にうつす。

男は読売ランド前駅から乗車。
登戸駅で藤沢発新宿行き快速急行(10両編成)に乗り換え、6号車から先頭方向に向かって移動した。

「女性や幸せそうなカップルが憎い」

7号車に移動すると座席に座る女子学生を見つける。

「大学時代に女性から見下され、出会い系サイトで知り合った女性ともうまくいかず、勝ち組の女性を殺したいと考えるようになった。」

「若い女の子でピンク色の服を着ていた。勝ち組だと思った」

「誰でもよかった。」

「可愛らしい服を着て男性に好かれそうだったため殺そうと思った。」

トートバッグから牛刀を取り出し、女子学生の胸をいきなり包丁で切りつけ、逃げようとする女子学生を追い、包丁を振り回し、背中なども刺した。
女子学生は、合計7か所切りつけられたという。

「大量に殺したい。」

そこからは興奮のためか、記憶が途切れる。
途中、何人か切りつけたか、殴ったか、牛刀は折れてしまう。
8号車に移動した際、持っていたサラダ油を撒きライターで火をつけようとしたが、つかず、そのまま前進する。


車内はパニックになっていた。

「ナイフを持った男が!」
  「ナイフ!?」
    「殺人事件だ、殺人」

車内の通路は血にまみれ、スマホや傘、イヤホンなどが散乱。

「誰か緊急ボタンを押してください」

「詰めない方がいいです。詰めない方がいいです」
「止血をしたいです。タオルか何か持ってないですか」


電車は緊急停止し、男は非常用ドアコックを自分で開け他の乗客に紛れて逃走する。








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