2020年6月27日 自宅から4キロほど離れたコンビニで働いていた山田未来さん(19歳)は、アルバイトを終え、沼津市の実家へ車で帰宅していた。
午後1時を過ぎた頃、自宅に着き、駐車場に車を停め、降りようとした際、同級生である男が現れ山田さんの脇腹を刺す。
車から逃げ、助けを呼ぶも逃げ切れず、引き倒される。
男は山田さんを引き倒した後、馬乗りになり、そのまま路上で刺し続け、刺し傷は、49か所に渡ったという。
男は午後1時ごろから、山田さんの自宅近くでスマートホンを見たり、山田さんの自宅を見たり、空を仰いだりしていたのを目撃されている。
男は大学で山田さんに好意を寄せ、LINEのIDを教えるよう執拗に迫ったといい、結局教えてしまう事になったが、その後、何度も食事の誘いなどを送り続けたという。
山田さんにその気はなく、断られ続けるも、それでもしつこかったのか、それほど異常であったためか、LINEはブロックされてしまう。
男には検察が無期懲役を求刑するも、「事件の動機は理不尽な逆恨みというほかなく酌むべき点は全くない」として懲役20年を言い渡されている。