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北関東連続幼女誘拐殺人事件

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北関東連続幼女誘拐殺人事件

1979年~1990年


ウィキペディアより


NAVERまとめより

1979年以降、4件の女児誘拐殺人事件と関連が疑われる1件の女児連れ去り事件。
(失踪事件)が栃木県と群馬県の県境、半径20キロ以内で発生しており、これら5事件まとめて「北関東連続幼女誘拐殺人事件」とされている。
5つの事件はいずれも現在の群馬県太田市及び栃木県足利市のどちらかで発生しているが、そのうち、足利市内を流れる渡良瀬川周辺で遺体が発見された3事件は「足利連続幼女誘拐殺人事件」ともされている。
  • 福島万弥ちゃん殺人事件(当時5歳)  1979(昭和54)年8月3日14:00過ぎ、同市の福島万弥ちゃん(5)が同い年ぐらいの男の子と渡良瀬川方面に歩いていくのを目撃されるのを最後に行方不明となる。6日後、最後の目撃場所から2キロ下流の渡良瀬川河原で全裸でリュックサックに詰められ死んでいるのが発見された。 このリュックサックは、市内の業者が50年~55年の間に登山用に作っており、特殊仕様で数10個しか売られていなかった。 また、行方不明になる直前にはトレパン姿の30歳ぐらいの男と話しているのを近所の主婦が目撃している。[足利事件]
  • 長谷部有美ちゃん殺人事件(当時5歳)  1984(昭和59)年11月17日、同市大久保町の幼稚園児・長谷部有美ちゃん(5)が、家族で出かけた市内のパチンコ店「大宇宙」から行方不明となった。有美ちゃんは両親がパチンコをしているあいだ、店内や店の外で遊んでいたが、いつのまにか姿が見えなくなった。両親がいないことに気づいたのは18:00ごろで、店の周囲を探し回ったが見つからず、足利署に届け出た。4日後、有美ちゃんの通う幼稚園に、有美ちゃんと見られる女児と40~50代ぐらいの男からの電話が入る。電話を受けたのは園長で、1回目は16:00過ぎで、女児の声で「せんせい…」と言っただけで切れた。その3分後、再び電話が入り、女児は「せんせい、いま、こうせいびょういんにいる」と泣き声で訴え、続いて男が有美ちゃんの自宅の電話番号を聞いてきた。16:21頃、今度は有美ちゃんの自宅に電話が入る。女児は「たすけてちょうだい」とか細い声で話し、父親が所在を問うと「佐野のこうせいびょういん」と答えた。通報を受けた足利署はすぐに佐野市の「佐野更生病院」、足利市の「更西病院」、さらに群馬・桐生市、館林市の厚生病院に捜査員を急行させたが、有美ちゃんの姿はなく、捜査本部は後にこれをイタズラ電話と断定している。1986(昭和61)年3月7日、有美ちゃん宅から1.7キロほど離れた同市大久保町の市立大久保小学校東側の畑で、飼い犬がさかんに土を掘ろうとするので、畑の所有者が掘ってみたところ、女児の衣類が見つかった。 翌朝から捜査員がこの畑を発掘捜査してみると、他の衣類と子供の白骨死体が見つかり、これが有美ちゃんであることがわかった。[足利事件]
  • 大沢朋子ちゃん殺人事件(当時8歳)  1987年9月15日、午前11時ごろ、群馬県尾島町(現・太田市)亀岡に住む小学校2年生の大沢朋子ちゃん(当時8歳)は、子猫を抱いて自宅近くの尾島公園に出かけるが、そのまま行方不明となる。翌年11月27日、自宅から約2キロ離れた尾島町前小屋の利根川河川敷、左岸の葦原から朋子ちゃんの散乱した白骨が発見された。死後1年以上経過しており、両腕の肘から先と両足の膝から先の骨は見つかっていない。
  • 松田真実ちゃん殺人事件(当時4歳)  1990(平成2)年5月12日、栃木・足利市山川町のパチンコ店店員・松田さん(33)の長女で保育園児の真実ちゃん(4)が行方不明となった。 松田さんは勤務先とは別のパチンコ店「ロッキー」に真実ちゃんを連れて行っていた。松田さんがパチンコに夢中になっているあいだ、真実ちゃんは駐車場で遊んでいた。18:30~19:00ごろの間に駐車場に女児がいるのを従業員が目撃している。真実ちゃんはいなくなる直前、なぜか「友達が来る」と話していたという。 20:00ごろ、松田さんは真実ちゃんがいないことに気づき、21:45頃に足利署に届け出た。 13日午前、同市岩井町の渡良瀬川左岸の河川敷のアシの茂みで、女児の全裸遺体が見つかり、真実ちゃんであると判った。真実ちゃんは投げ捨てられたように、頭を下向きに倒れており、死因は首を絞められたことによる窒息死だった。 警察犬による捜査によると、真実ちゃんはパチンコ店脇の道路を東へ約4キロ進み、四つ角を右折して渡良瀬川の堤防石段を上がっていた。つまり、車で連れ去られたのではなく、徒歩か自転車で連れ去られていたことになる。真実ちゃんが1人で自発的に堤防に行き、そこで何者かに殺害されたことも考えられるが、4歳の子供が歩いていくには距離があることや、当日の20:00過ぎ、オートバイに乗った高校生が、自転車の荷台に女児を乗せた中年男とすれ違っており、この女児が真実ちゃんと酷似していることから自転車で連れ去られた可能性が高い。 その後、18日までに遺体発見現場から40メートル離れた川の中でスカートとサンダル片方が、30メートル南の草むらで赤い靴下片方、アシの茂みで下着上下が散らばって捨てられているのが見つかった。下着には精液が付着しており、これから犯人の血液型は「B型」とわかった。[足利事件]
  • 横山ゆかりちゃん行方不明事件(当時4歳)  1996年7月7日午前10時半頃、群馬県太田市のパチンコ店から、横山ゆかりちゃん(当時4歳)が姿を消す。両親がパチンコに熱中し、目を離したすきの出来事だった。



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