1992年9月30日 未解決事件
石川県松任市に住む安實千穂さん(20歳)が帰宅時間を過ぎても家に戻らず不審に思った家族が勤務先付近を捜索。勤務先の駐車場に、千穂さん本人の車の助手席で死んでいるのを発見する。
遺体は絞殺と思われ、その日着用していたオーバーオールの肩紐で絞められたと思われる。
千穂さんが靴は片方しかなく、着ていたデニムのオーバーオールは泥にまみれ、下着とも刃物で切り裂かれ、夜露にも濡れていた。
遺体に犯人らしき唾液が付着していたが、レイプの痕跡は見られなかった。
千穂さんの髪にはメタセコイアの葉が付着しており、それにより犯行場所は特定された。
履いていた片方の靴が見つり、千穂さんの頭髪以外にも、男性の頭髪、ジュース缶、ナイロンシート、布きれ、ティッシュペーパーなどが見つかったが有力な手掛かりとはならなかった。