2014年10月26日 2014年11月5日早朝、神奈川県平塚市の相模川で布団に包まれた遺体が浮かんでいるのを、通行人の男性が発見し110番通報
神奈川県平塚市の相模川で１１月５日、同県厚木市の吉田綾奈さん（26歳）が無残な姿で見つかった殺人・死体遺棄事件。
吉田さんは頭部を激しく殴られ死亡したとみられる。
ふとんの中からは、重りにしたとみられるコンクリートブロック状の石の塊が複数個見つかっており、浮き上がってくるのを防止した様子。
更に遺体には全身に細かい傷やあざのようなものも見られ、何度も暴行を受けた可能性があるという。また、着衣に乱れはなかったが、Ｔシャツや下着姿で裸足で、この時期に外出する服装としては不自然なくらいの薄着だった。
犯人の男は、元交際相手で2年前から同棲していたが、2013年の夏には吉田さんが同棲を解消し関係は絶たれたように思われた。
出会いは吉田さんが専門学校に通いながら、生活費を稼ぐ為に働いていたキャバクラだった。
犯人の男は別居中の妻子持ちだったが、離婚をする素振りが見られず、不信感が募り更に夏祭りに参加したが男が泥酔し暴力を振るった事で別れる事にしたらしい。
男は未練が残り、度々関係の修復を図るも、これがストーカー呼ばわりされているとSNS上で知り、犯行に及んだという。
しかし、犯行後にはSNSに彼女と連絡が取れない振りをしていた。
2014年11月8日
平塚市馬入の相模川で女性（２６）＝厚木市飯山＝の遺体が見つかった事件で、女性が１０月２７日未明、滞在していた横浜市瀬谷区の母親宅を出る際、「元彼のところに行く」と言って外出していたことが７日、捜査関係者への取材で分かった。以後、女性と連絡が取れなくなっていたため、平塚署捜査本部は事件との関連を調べる。
また、女性の遺体を包んだ布の中にブロック状の石の塊２個が入っていたことも判明。捜査本部は遺体の発見を遅らせるため、重りを入れて川に沈めようとしたとみている。遺体には右側頭部の脳挫滅のほかに体にも多数のあざや打撲痕があったほか、遺体発見時、女性は財布や携帯電話を持っていなかった。
捜査本部によると、司法解剖の結果、死因は頭蓋骨骨折を伴う脳挫滅で、死亡推定時期は１０月下旬ごろ。遺体は今月５日朝、掛け布団やこたつの敷布団のような２枚の布などに巻かれ、ロープで縦横に縛られた状態で見つかった。
女性と連絡が取れなくなり、１０月３１日に母親が瀬谷署に行方不明届を出した。捜査本部は交友関係を中心に、トラブルの有無などを調べている。
殺害された女性の友人の男性は、神奈川新聞社の取材に「今は心の整理が全くつかない」と心境を明かした。母親宅を出て失踪した１０月２７日ごろにカラオケで遊んだのが最後だったといい、「こんなことになるとは思わなかった」とうなだれた。
男性によると、女性は最近、「男にしつこく付きまとわれている」といった悩みを周囲に打ち明けていた。交流サイト「フェイスブック」には「死にたい」と投稿していた。
女性の母親が瀬谷署に行方不明を届け出た同３１日から、友人に協力を呼び掛け、心当たりの行き先を探したという男性は、「犯人が早く捕まって、成仏させてあげたい」と話した。
神奈川県平塚市の相模川で昨年１１月、女性の遺体が見つかった事件で、神奈川県警は１４日、女性の元交際相手の男から死体遺棄容疑で事情聴取を始めた。捜査関係者への取材で分かった。
県警によると、同県厚木市の吉田綾奈さん（当時２６）は昨年１０月２７日未明、横浜市内の母親宅を出たあとに行方が分からなくなった。元交際相手のところに行くと母親に告げていた。同月３１日になって母親が県警に届けていた。
吉田さんの遺体は１１月５日に平塚市馬入（ばにゅう）の相模川で発見。布団やビニールシートで巻かれ、重しとみられるブロック片が入っていたほか、工事などで使われるロープで複雑にくくられていた。司法解剖の結果、死因は右頭部の打撲による脳挫滅の疑いが強いという。
神奈川県平塚市の相模川で昨年１１月、同県厚木市の吉田綾奈さん（当時２６）の遺体が見つかった事件で、県警は１５日、元交際相手の建設作業員神岡誠治容疑者（３４）を死体遺棄容疑で逮捕し、発表した。同県大和市柳橋２丁目にある神岡容疑者の自宅や車の捜索を始めた。
県警によると、神岡容疑者は昨年１０月下旬、吉田さんの遺体を平塚市馬入（ばにゅう）の相模川に遺棄した疑いがある。「車で移動中にトラブルがあり、亡くなった。遺体を川に捨てたことは間違いありません」と容疑を認めているという。
吉田さんは昨年１０月２７日未明、神岡容疑者のところに行く、と言って横浜市内の母親宅を出たあとに行方がわからなくなった。遺体は１１月５日に見つかり、布団やビニールシートで巻かれ、工事などで使われるロープで複雑にくくられていた。右頭部には殴られたような痕があった。
吉田さんの知人によると、吉田さんは神岡容疑者と交際を終えた後、フェイスブックに「ストーカーもやめて」などと書き込んでいた。県警は神岡容疑者との間にトラブルがあったとみて調べる。
