1987年11月から1994年3月まで 大阪市で4人の女性と1人の少女が殺害された事件
ウィキペディアより
NAVERまとめより
人をゴミのように扱った希にみる犯罪。
バラバラにするのは、単に運搬が楽であると、当然のように話したという。
(1)1985年5月中旬、家出中の主婦東富佐枝さんさん(46歳)と立ち飲み屋で知り合い、自宅アパートで絞殺。男は彼女の名前も知らなかった。流しとトイレしかないアパートだったが、遺体はここでバラバラにして、神戸市西区の雑木林に遺棄した。
(2)その1ヶ月後、富田林市の知的障害者施設を4月に抜け出して通天閣界隈で遊んでいた知念みどりさん(19歳)に声をかけて、寿司屋に入った後アパートに連れんだ。ここで関係を持ったが、お小遣い1万円を渡したところ「少ない」と言われ、殺害。遺体をバラバラにして奈良県広陵町の竹薮に遺棄した。遺体は6月17日に発見された。 グリコ・森永事件を真似て、「怪人22面相」の署名入りの挑戦状を奈良県警高田署の所長宛てに送っていた。またその1ヶ月後には、行きつけのスナックで聞きこみがあったのを知り、「東京に行っていて犯行は不可能」とする新幹線の使用済み切符を同封した実名つきの釈明状も送りつけた。
(3)1987年1月22日、住吉区内で道を尋ねるふりをして声をかけたそろばん塾帰りの近くに住む小学3年辻角公美子ちゃん(9歳)を車で連れ去り、西成区の自宅アパートに連れこみ、いたずらしようとしたところを騒がれたため絞殺。遺体は豊能町の山林に捨てた。男が遺体をバラバラにしていたのは運搬のためで、体の小さい公美子ちゃんに関してはバラバラにしていない。遺体はその年の5月4日に発見された。
(4)1993年7月、西成区のスナックホステス須田和枝さん(45歳)を自宅に連れこむ。和枝さんにとって男はいつも札束を持って現れる客であり、誘いに乗って彼のアパートにやって来た。男が和枝さんを押し倒そうとすると、和枝さんは「金はいくらくれるんや」と金のことを持ち出してきたので首を絞めて殺害した。遺体は風呂場で解体した後、レンタカーで運んで豊能町に捨てた。
(5)男がたびたび盗品の洋服を売るのに出入りしていた中央区の居酒屋で働いていた中野喜美子さん(38歳)は、破格の値段の服を購入していた。1994年3月、男は喜美子さんを誘ってアパートに連れこみ、ここで関係を持ったが、金を払う払わないで口論になり、絞殺。遺体は箕面市の山林に捨てたが、4月に発見された。
参照「
事件録」等
1999年3月24日 - 大阪地方裁判所で死刑判決。