西成の通り魔殺人事件 1982年(昭和57年)に大阪市西成区で起こった無差別殺人事件
ウィキペディアより
NAVERまとめより
大阪市西成区の文化住宅で無職の男が夫婦喧嘩のあげくに妻(34)を殺害、それを止めに入った長男(11歳)も刺して重傷を負わせる。
それで錯乱した男は隣室夫婦宅に押し入り夫(34)婦(47)が刺される。夫婦は逃げるが、騒ぎを聞きつけ部屋を出た同階女性が夫に叫ぶ。叫びに対し向かってくる男から女性は逃げ部屋に戻るが閉める間もなく侵入されたまたまその女性宅に居合わせた別の女性(49)が殺害される。
男はそのまま階下に降り、出勤途中の女性(20)を切りつけ、異変に気付いてドアを開けたその父親(56)をも殺傷する。
男は7年前にも覚せい剤からの幻覚症状で妻を切りつけている。
男は15歳の頃に覚醒剤に手をつけ、両親にバレて家出し、転々としながらスリや空き巣を繰り返して5回逮捕、3回刑務所に服役している。
恐らく中毒である事を隠し妻と交際し、籍を入れるがその後は生活保護とヒモのような生活であったと推測される。
妻を脅し風俗で働く事を強要するも金は足らず、子供をダシに疎遠になっていた親に近寄り資産を奪ってまで、覚醒剤を打ち続けたとされる。
幻覚症状によるものなのか、妻を刺し、3年間服役。出所後の更生を期待したが、この惨事が起きてしまった。
1984年4月20日、覚醒剤による心身衰弱状態であったとして、無期懲役の判決。