1999年(平成11年)9月8日 東京都豊島区東池袋 東急ハンズ前
ウィキペディアより
NAVERまとめより
当時23歳の男が突如池袋の東急ハンズ前で包丁と金づちを手に次々と通行人を襲い、6人が重軽傷、66歳女性と29歳女性が死亡する。
犯人の男は、両親がギャンブルによって数千万の借金を残し失踪。
残された男は高校を中退し、兄の元に身を寄せ働きに出るが長続きはせず、14回もの転職を繰り返したという。
男は高校時代は影が薄かったというが、成績は優秀だったとの事。
元々大工の父親が一時的に遺産相続で大金を手にし、5~6年の間に天国と地獄を一気に味わったのだろうが、我慢の出来ない人種、また、他人を下に見る人種であったのかも知れない。もしくはそう思う事で自分の価値を高めようとしたのかも知れないが、続かない仕事という社会との差。
地獄という転落時期は必死であったと思われる。それでも報われない自分に対し、普通に生活をしている人が「努力をしない人」と思い込む事でも自分優位の立場が伺える。
逃げ道を求めたのか、小学生時代に多少好意をもってもらったとされる女性に対し、高校生時代から思い出したように接触を繰り返す。アメリカへの渡航も留学する彼女を追ったのではという見解もある。
最後の職場では同僚に対し「努力をしない人」というレッテルを貼る。
事件前の夜、就寝前に無言電話が鳴る。「努力をしない人」からのいたずらだと思い、全ての「努力をしない人」に対して犯行を行ったとされる。