1987年9月9日
東京都調布市内で西田千恵子ちゃん(11歳)がお使いに出たまま行方不明となる。
14日、極秘捜査から公開捜査へ移行。
17日「千恵子ちゃんを監禁している。殺されたくなかったら、警察に知らせずに、 身代金3,000万円を出せという」脅迫文が届く。了解したら新聞広告を出せという指示。
19日読売新聞朝刊尋ね人欄に『恵子、問題は解決した。連絡を待つ 西川』と、広告を出す。
だがこれは、報道を見た便乗犯で、実際の誘拐犯ではなかった。
実際の犯人は同じアパートに住む専門学生で、しばらくして引っ越す。
いたずら目的で自宅に連れ込むも、騒がれた為に絞殺し、ビニル袋に入れた状態で段ボールに詰め、引っ越し先にそのまま運び押入れに入れていたらしい。