1996年1月9日 足立区の駐車場で布団に包まれた女性の首が無く陰部が切り取られた焼死体が発見された事件。
ウィキペディアより
NAVERまとめより
この事件の犯人が関わったとされ、いずれも冤罪が認められるも未解決となっている事件がある。
それが、首都圏女性連続殺人事件。1968年から1974年にかけて首都圏で発生した連続女性暴行殺人事件である。
- 1968年7月13日、足立区の空き地で26歳のOL暴行の上、焼殺された。事件の数日後、犯人情報の密告電話が入るも、物証がないため逮捕断念。
- 1973年1月26日、北区のアパートで就寝中の22歳のOLが絞殺されて放火。事件発生2日前に事件現場近くを深夜、バールを持って歩いていた男が逮捕された。
- 1973年2月13日、杉並区のアパートで放火事件。22歳の男性と67歳の女性が焼死。
- 1974年6月25日、千葉県松戸市在住の30歳の主婦が失踪。8月10日に同市内の造成地で絞殺体で発見。
- 1974年7月3日、松戸市の信金OL(19歳女性)が行方不明となり、8月8日、自宅近く同市馬橋の区画整理地の土中に彼女の全裸死体があるのをブルドーザー運転手が見つけた。彼女は強姦されたうえ絞殺されていた。(松戸OL殺人事件)。
- 1974年7月10日、松戸市内のアパートで21歳の教師が暴行の上、焼殺された。ガス栓が開いておりその上で放火されたと見られる。
- 1974年7月14日、葛飾区で48歳の料理店経営の女性と58歳の店員女性が暴行された上、焼殺。別の真犯人が逮捕されて解決した唯一の事件。
- 1974年7月24日、埼玉県草加市内のアパートで22歳の薬局店店員女性が暴行されて放火。東武伊勢崎線草加駅の始発電車に犯人に似た男を駅員が目撃。
- 1974年8月6日、足立区内にある42歳の会社員男性宅に侵入して、24歳のOLが暴行された上、焼殺。
- 1974年8月9日、埼玉県志木市内のアパートで21歳のOLが暴行の上、焼殺された。後年のDNA判定の結果、犯人の血液型がA型またはAB型であることが判明する。また、一連の事件における模倣犯の可能性も指摘されている。
1974年7月1日に犯人は薬局店店員殺害現場の向かいのアパートに暴行目的で女性の部屋に侵入するも、騒がれて逃走していた。
足立区内の会社員宅からは犯人によく似た男が現場から逃走する姿が目撃されている。また犯人は1年前に会社員宅に侵入していたことが判明。
しかも犯人は窃盗・詐欺・住居侵入・傷害・常習累犯窃盗などによる8回の前科と合計13年間の服役歴を持つといい、首都圏女性連続殺人事件のいくつかには今も関わっていたのではないかとされている。
本事件の被害者は犯人と同居していたらしく、1996年1月5日、口論の上でバットで殴って死亡させたという。
1996年4月21日、公園で遊んでいた5歳の女児を連れ出し、首を絞め失神させたという殺人未遂事件も起こしており、性的衝動を抑えられないと思われる。